| 10月31日(日) 
        
          
            | 痛い コタツ出した。
 そしたら今日は、わりと暖かかった。
 古いタイプなのでヒーター部の出っ張りが多く、コタツの脚は細い。
 高さがそれほどないので、無防備に足を突っ込むと爪が剥がれる。
 一度、それをやってしまい、足の中指の爪がほとんど剥がれかけた。
 もちろん、当時は絶叫したものだ。
 幸い、爪の付け根の部分は生きているようだったし、全部剥がすのも更に痛みを伴うので、ガチガチにテーピングして何週間か過ごした。風呂に入る時も足に袋を被せるなどして細心の注意を払った。歩く時も指をかばいながらだったので足が不自由な人に見られていたかもしれない。その甲斐あって、見事に元通りになった。しばらくは爪と肉の間に血の固まりが残り、見た目は痛々しかったが。
 今ではコタツに足を入れる時には注意している。しかし人間は忘れることがあるので、たまに無意識に足を突っ込んでしまい、激痛を味わうことがある。だが反射的に足を戻し、事なきを得る。一度失敗を経験しているからこそできる芸当なのかもしれない。
 冬が近くなり寒くなって必要に迫られコタツを使うが、寒くもないのに使う人もいるようだ。 感覚が麻痺しているのか、寒くもなく使う必要もない時期、足を突っ込んだら爪を持っていかれるのを理解しているはずなのに、敢えて突っ込んで痛い思いをしてしまっている人もいるようだ。
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