Windows98搭載パソコンを長く使い続けるために

無駄な常駐ソフトを停止
無駄なリソースを使わずにすむようになるので少しは快適になるはず。
スタートメニューから「ファイル名を指定して実行」→「msconfig」と入力。
システム設定ユーティリティが起動するので「スタートアップ」タブで無駄なソフトのチェックを外して再起動。
ScanRegistry、LoadPowerProfile、SystemTrayのチェックは絶対に外さない。

スタートメニューを瞬間表示
レジストリエディタ起動する。
「HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\desktop」を選択。
「MenuShowDelay」項目をダブルクリック。
(「MenuShowDelay」項目がない場合はdesktopフォルダ上で右クリック→「新規」→「DWORD値」を選択、「新規値#1」という項目ができるので「MenuShowDelay」と名前を書き換える。)
「DWORD値の編集」画面で、値のデータ欄に1と入力して「OK」。

FDDを起動時の検索対象から外す
システムのプロパティ画面から「パフォーマンス」タブを開いて「ファイルシステム」ボタンを押す。
「フロッピーディスク」タブをクリックして「コンピュータを起動するたびに新しいフロッピーディスクドライブを検索する」のチェックを外す。
いちいちFDDを検索しに行かないので、少しは起動が速くなる。

FDDのデータ転送速度の高速化
いまだにFDを使ってる人向け。
レジストリエディタを起動、「HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Class\fdc\0000」を選択。
画面右側で右クリック「新規」→「文字列」で新しいエントリを追加、エントリ名を「ForceFIFO」に変更。
ダブルクリックすると「文字列の編集」画面が開くので、値のデータに「0」を入力して「OK」を押す。

CD-ROMドライブのキャッシュ割り当てをなくす
20倍速以上あるドライブならキャッシュなんて無意味なのでなくす。
マイコンピュータのプロパティから「パフォーマンス」→「ファイルシステム」の「CD-ROM」タブを開き、アクセス方法の最適化で「先読みなし」に設定。

HDDの転送方式をDMAに変更
DMAに対応してれば少しは速くなります。
「システムのプロパティ」→「デバイスマネージャ」タブを表示、「ディスクドライブ」でIDE接続されているHDDを選択し「プロパティ」→「設定」タブを表示、オプションの「DMA」にチェックして再起動。

ディスククリーンアップ機能をOFFにする
この機能自体が無駄です。クリーンアップは手動でするので、OFFにします。
スタートメニューから「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「ディスククリーンアップ」を選択。
「ドライブの選択」画面で実行するドライブを選択し「OK」を押す。
ディスククリーンアップ画面の「設定」タブで「ディスクの空き領域が不足し始めたら、ディスククリーンアップを自動的に実行する」のチェックを外す。

クイック起動ツールバーは使わない
「スタート」ボタンの右にあるアイコンのある場所のことです。
これもリソースを消費します。あっても使わないので、使わない設定をします。
タスクバーの何も無いところで右クリック、「ツールバー」→「クイック起動」のチェックを外す。

コンピューターの使用目的をネットワークサーバーにする
メモリ128MB以上積んでないとあんまり効果ないかもです。
マイコンピュータの「プロパティ」から「システムのプロパティ」画面を開き、「パフォーマンス」タブの「ファイルシステム」ボタンを押す。「ファイルシステムのプロパティ」画面から「ハードディスク」タブを表示、使用目的を「ネットワークサーバー」に変更。

不要なフォントを削除して起動時間を短縮
フォントが多いと起動に時間がかかるので、要らないものは削除する。
HDDの空き容量も増えるので一石二鳥。
「コントロールパネル」の「フォント」アイコンをダブルクリックしてフォントの一覧を表示、不要なフォントのアイコンを右クリックして「削除」する。
フォントアイコンをダブルクリックするとそのフォントの詳細が表示されるので不要かどうか参考に。
赤色・緑色のアイコンで表示されているフォントはなるべく削除しないほうがよい。
「MS ゴシック & MS P ゴシック」「MS ゴシック &MS P ゴシック& MS UI Gothic」「MS 明朝 & MS P 明朝」はシステムで使用されているので絶対に削除しない。
不具合が心配な場合は削除せずに一時的にどこかのフォルダに退避させて、しばらく使ってみて大丈夫なようであればそれから削除するとよい。

イベントサウンドをOFFにする
いちいち音を鳴らすのにもマシンパワーを浪費します。
音がなくても画面を見れば分かるのでサウンドをOFFにします。
なお、イベントサウンドをOFFにしてもCDなどの音は普通に出ますのでご安心を。
「コントロールパネル」を開き「サウンド」をダブルクリックして「サウンドのプロパティ」を開く。
「設定名」を「サウンドなし」にして「OK」。

フォルダのWebページ表示をやめる
見た目はいいですが、ひどい時にはこれが原因でフリーズすることがあります。
なのでWebページ表示はやめてしまいましょう。
適当なフォルダを開き、「表示」メニューで「Webページ」のチェックを外す。

アプリ終了時にDLLをメモリーから素早く解放
レジストリエディタを起動、「HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\explorer」を開く。
新規にDWORD値「AlwaysUnloadDLL」を作成、ダブルクリックして編集画面を開き「値のデータ」に「1」を入力して「OK」。
その後、Windowsを再起動させる。

一時ファイルを削除する
一時ファイルは要りません。HDD空き容量確保のためにも削除します。
エクスプローラーを起動し、「Windows」フォルダ下の「Temp」フォルダを開いて、拡張子「tmp」のファイルをすべて削除。

スワップファイルを削除する
巨大なスワップファイルができてHDDを圧迫したりシステムを不安定にさせている場合があります。なのでこれを削除します。
スタートメニューの「Windowsの終了」で「MS-DOSモードで再起動する」で再起動。
プロンプト画面で「del win386.swp」と入力してEnter。
終了するには「exit」と入力してEnterを押せばWindowsが起動する。
※「del」と 「win386.swp」の間にはスペースが入ります

レジストリを整理する
スタートメニューから「Windowsの終了」→「MS-DOSモードで再起動」。
起動後、「scanreg /fix」と入力してEnter。
その後、「scanreg /opt」と入力してEnter。
最後に「exit」と入力してMS-DOSモードが終了してWindowsが起動する。
※こちらも「/」の前にスペースが入りますのでご注意を。

モニタの描写速度を上げる
見た目は味気なくなりますが、効果は抜群です。
デスクトップで右クリックして「プロパティ」から「画面のプロパティ」ダイアログを開く。
「効果」タブの「視覚効果」のチェックをすべて外す。
「Web」タブの「Active DesktopにWebコンテンツを表示」のチェックを外す。
「背景」タブでは壁紙を「なし」に設定。
「スクリーンセーバー」タブでスクリーンセーバーを「なし」にする。
「デザイン」タブで「指定する部分」のフォント設定をすべて「System(日本語)」に設定する。
「設定」タブで「色」を「High Color (16bビット)」に指定。


役立つフリーソフト
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OpenOffice.org (「Microsoft Office」互換、フリーの統合ソフト)
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