| 9月29日(木) 
        
          
            | 助けてください!助けてください! 
 テレビで映画『世界の中心で、愛をさけぶ』を見ている。
 ドラマは見たことがあるが、原作を読んだことはない。
 この作品がきっかけで純愛ブームになったのかね?
 
 空港で「助けてください!助けてください!」とさけぶ有名なシーンがあるが、甚だ疑問である。
 なぜか。
 重病人を外に連れ出し、連れまわした挙句に倒れたら「助けてください!」だぁ?
 アホか!自業自得だ。
 都合よすぎだ。
 
 本当に相手のことを思っているのなら、本人が懇願したとしても病室に押し込めておくのが本当だろう。
 なのでそのシーンで泣いてる人の気が知れない。
 「かわいそう・・・」とか「助けてあげたい・・・」とか思って泣いてるんだろうか。
 なら、無職が就職できず路頭に迷い「助けてください!助けてください!」とさけんでも泣いてくれるのか、助けたいと思うのか?
 
 答えは否、「そんなの自分が悪いんでしょ!バカじゃないの!自分でなんとかすれば!キモイ」ぐらいしか言わないだろう。
 だとしたら全くおかしな話だ。
 重病人を連れまわすなんてのは純愛でもなんでもないだろう。
 ブーイングをして非難こそすれ、泣くなんてのは滑稽な話だ。
 
 と、たかが映画にたかが無職が突っ込みを入れてみるテスト。
 
 「純愛じゃないならコレは何の映画だ?」というなら、これは「長澤まさみのプロモーション映画です」と答えます。
 
 
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